今月初旬、ついに日銀が史上初めてマイナス金利の導入を決定しました。民間銀行が日銀に預ける当座預金金利をマイナスにし企業への貸し出しを促すのが狙いのようです。

マイナス金利時代

しかし、この政策果たして効果があるのか疑問です。現在、これだけの歴史的低金利でも企業の資金需要は低水準の状況。マイナス金利政策は株価上昇と円安効果を狙ったものではないかと疑ってしまいますが・・・。

結果は今のところ反転で、株価下落と円高模様です。今までの常識で考えると、通常はお金を預けたら利息がつきます。それが逆に!お金を預けても銀行手数料を引いたら減るという時代です。

円建ての普通預金金利が0.001%とは!?

10万円を預けた場合 1年後の利息1円
100万円を預けた場合 1年後の利息10円

また、仮に1億円という大金を銀行に預けた場合でも利息はわずか1,000円。ちょっと、その辺のレストランでご飯を食べたらすぐに利息分を使いきってしまう額ですね。ATM出金手数料を払うような引き出し方をするだけでも1億の利息を使ってしまうという悲惨な状況になりそうです。(苦笑)

我々庶民の銀行預金の金利もマイナスに??

少し前の1990年バブル全盛時の定期預金金利は約6%。一億円預ければ、年間600万円で、利息だけで充分生活していけました。

バブル時代は現金を家で持っておくのも不安なので、銀行に預ける人もたくさんいました。それよりも不動産を所有しているだけでお金の価値が膨らみ大多数は財産を増やすような投資を考えました。いずれは、我々の庶民の銀行預金の金利もマイナスになる時代が来るかも知れません。

預けておいて損をするより、その資金を「株式投資」にとなれば株価は上昇!?
リスクのある株より、思い切って欲しいものを買うとなれば物価は上昇!?

無理やり政府の思惑どうりにするのが、この政策の本質なのかもと疑ってしまいますね。それよりも、投機などはせずにタンス預金が一番安全という判断が大半かもしれません!!そうなれば逆に消費は低下、デフレは脱却など遠のく一方です。

最後に

ここにきて!金庫がバカ売れとの報道もみました。『風が吹けば桶屋が儲かる』では無いですが、どこでビジネスチャンスが転がっているのかわかりませんね。タンス預金の現金を狙う泥棒が増えなければ良いのですが・・・。そうなると、今の厳しい時代に笑うに笑えぬ事態になります。

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役