今日は少し変わったところからのお話をさせて頂きます。昔取った杵柄と申しましょうか、私がラーメンチェーン店で修業していた頃のお話です。

事業の本質とは!?

皆さんが想像するにラーメン店と言うのは、こだわりが売り物で頑固一徹の店主がその店の味を守り抜く。行列の出来るラーメン店と言うのがラーメン屋のステータスシンボルみたいな感じでしょうか?なんか店主の自己満足と雑誌などに紹介されれば、その店は流行りの店と約束されたと勘違いするような、そんな感じに見受けられます。

日本で一番流行っているラーメン

やっぱりチキンラーメンですよね。いくら行列が出来るラーメン店と言えどもたかだか1日700~1000麺売れるのが関の山でその後はスープ完売の為店じまいですよね。その点チキンラーメンはお湯こそ注がないといけませんが販売数量は1日平均40万食ですから。桁が違いますよね。飽きのこない美味しさといいましょうか。ちまたのラーメン店の味って実は毎日微妙に違うんです。その店主の体調によるところの影響が大きいですね。風邪気味の店主のスープなんてあったもんじゃありませんから。

チキンラーメンは毎年味が変わる!?

実はチキンラーメンも微妙に毎年味が違うんです。5年サイクルで元に戻ります。今年の味と6年前の味が一緒ということですね。創業者である安藤百福さんの知恵の結晶ですね。ですから変わらぬ味を守るのではなく変化に対応させていくことがこだわりになって長く愛される秘訣になるのですね。私のいたラーメン店の店主はもと優秀なバンカー(銀行員)でしたから、それはそれは画期的な方法で営業しておりました。勿論味も良かったのですが、何よりも商売にこだわりを持っておりましたから徹底して仕組みを追求しておりました。朝出勤すれば早番は時間との闘いです。ストップウォッチを何個もぶら下げて仕込みをしていきます。寸胴鍋に火を入れる時間、沸騰するまでの時間、中に入れる具材の数まで徹底して管理されていました。完全なるオートメーションを店内で展開しておりました。出来るだけ誰がやっても営業出来る仕組みを追求した訳ですね。

ここで本題

やっとここで本題に繋がるのですが、これも1つの事業継続、すなわちBCPなのです。法人営業部が取り組んでいるBCP対策と言うのは何も緊急時だけを捉まえている訳ではありません。事業とは、すなわち継続の積み重ねなんだと思います。如何に途絶えさせることなくラーメンのスープのようにお客様に提供して行く事なんでじゃないでしょうか?雨が降ろうが槍が降ろうがどんな災害が起ころうが立ち向かって続ける事が出来る事業こそが世間に求められる、愛される企業であるのではないかと思います。今日はいつもと全然違う観点からお話をさせて頂きました。

有事の際のリスクを最小限に災害時の燃料確保について【BCP対策】燃料の緊急時供給契約専属貯蔵サービス・専属配送サービス

筆者:中井正隆
シューワグループ
執行役員部長