東京の経営者会議にて、森川富昭先生の講義を聞いてきました。慶応義塾先生の講義と云う事で難しく、ご年配の方かなって想像していましたが、僕と同年代の方で非常に柔軟な物事の考え方で、本当に目からウロコが落ちた感じでした。良い意味で完全に予想を覆されました。大変わかりやすく勉強になり参考になりましたので紹介したいと思います。

ありがちな改革を阻害する社内の『7つの怪人』

森川先生の様々な実績の中のひとつとして、内閣官房IT戦略本部の中で皆さんもお聞きになった事があるかどうかわかりませんが、セブンイレブンなどにに設置してある行政キオスク端末で
各種申請手続や証明書の交付等を手軽にいつでも利用出来る行政サービス『行政キオスク端末』を考案して、いかに便利でわかりやすくをコンセプトに作られたそうです。行政機関や民間事業者等の店舗に設置されている設備をIT的に工夫カタチにした実績などがあります。

その他、病院のIT改革においては、古くからの習慣で白い巨塔のような世界が根強くあり、改革を嫌がる組織体の方々が非常に多いそうです。改革を行う前から反対・反対が多いそうです。反対に対して対立するのではなく、あくまでも入口はコストを考えて逆にすべてのシステムに投資対効果を計算するそうです。見える化にしてコストを考える。森川先生曰く、あくまでもITはツールである。見える化を推進し自律・分散・協調が重要であり、ITは無形資産→形がない。

日本における最大の成功企業の例が2つある

トヨタのカイゼン式 トヨタがやっていることを見てきてうちに出来るかを考えろ。新しい事を一から考える事より真似る事が重要。真似てみてそれが医療の何かができたらそれは、新しい日々のカイゼンの発見である。
セブンのPOS式 現代のコンビニ。何時に何が売れたのか?が重要。POS式によって瞬時に売れた数量を把握することによって店舗の縮小化。配送の効率化に繋がった。

ITは特に形がないので常に上記の2つを考えると言っていました。若い学生などには、改革をする時に常に言っている言葉が、例えばトヨタがやっていることを見てきてうちに出来るかを考えろ。日本一の自動車会社と小売会社を真似て進化を考えろ!!日本企業の人は真面目で優秀な方が多いが、変化に弱く改革を嫌う性質があるそうです。

『7つの怪人』

組織にとってネガティブは蔓延しやすい。ありがちな改革を阻害する社内の『7つの怪人』たちがいるそうです。(※ボストンコンサルティンググループ)

怪物・タコツボドン

得意技 自分のタコツボに閉じこもりつながりをもとうとしない。
叫び声 『それはうちの部署の仕事とは関係ない!』
『ご忠告はありがたいが、それは本来うちがやるべき仕事なので、後はお任せください!』

怪物・ウチムキング

得意技 顧客等の外部ではなく、社内評価のみを重視し、社内に行動の焦点を合わせ、社内外に行動の焦点を合わせ、社内外のズレに目を閉ざす。
叫び声 「常務、社内の反応は上々です。このままでうまくいくはずです!」

怪物・カコボウレイ

得意技 かつての経営者が手掛けた事業や開拓した取引先は、どんなに業績が悪くても議論出来ない、やめられない。
叫び声 「先代会長が手塩にかけた事業をどうしようというのか!」

怪物・ミザルキカザルイワザル

得意技 3匹セットになって見ざる・聞かざる・言わざるを通し、嵐が通り過ぎるのを、首をすくめてやり過ごす。
叫び声 「どうせ今回もまた掛け声だけだ。動くだけ損に決まっている」

怪物・ノラクラル

得意技 様々な言い訳を使い、あの手この手で改革を回避しようとする。
叫び声 「前例はないし、組合がウン言うはずがない。それに忙しくて人手が足りないよ」

怪物・マンテン

得意技 全てのリスクを潰して100点満点の報告書がないと動き出せず、結局何もしない、あるいは遅い
叫び声 「まだデータ不足だ。動く前にはもう少しじっくりと検討しなくては」

怪物・カイケツゼロ

得意技 課題の指摘や出来ない理由の説明は巧みだか、解決策の提言は出せない。
叫び声 「それは何度も検討しましたが無理なのです。その理由は5つあって・・・。」

・・・皆さんの周りに上記のような方はいませんか?マイナス思考は空気感染します!その人の影響がもたらす雰囲気は、周囲の人間関係に影響し、モチベーションの低下、 業務効率の低下、また、営業成績の悪化につながります。

逆境の中に『成功の種』を見つけ、それを育てる

森川先生もお話の中でもありましたが、成功者と言われる人々には、例外なく共通した思考・行動パターンがあります。それは、逆境の中に『成功の種』を見つけ、それを育てる。という習慣です。この習慣の中で大事な点は、当然ですが『種』である以上、育てる必要があるということです。逆境や困難に陥った時こそ、そこに眠っている『種』を見つける努力をしなければならないということです。それを見つけるためには、価値観や考え方を日々切磋琢磨していく必要がある。逆境や困難の時に、ポジティブに考え順風満帆の時には決して気づくこともなかった『飛躍の種』が必ず眠っています。日々、プラス思考に考えてポジティブな人間思考になりましょう!

森川先生が言われてた必勝パターン!

会社(バス)に乗せる人間・戦略ビジョン。

  1. バスにポジティブな人間しか入れない。
  2. 我慢強い人
  3. 専門職にならずに色んな面にプロになれる人材

ITといっても、本当に分かりやすいお話でしたが、ITプロとしての考え方よりも、人間としての泥臭さがあり、人生の階段の昇り方が非常にうまい方だと強く感じました。森川先生!ありがとうございました。

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役