昨日で、1年の半分が終わり今日から残りの半年が始まったわけですが、皆さんは、年末年始に計画されたことは、半分達成されましたでしょうか?PDCAは、1週間単位で行った方が良いとされていますが、皆さんも是非、この半年を振り返り進捗を確認して見て下さい。進捗率の良いもの悪いものあると思いますが、先ずは現状を知り認識することが重要です。本日は「覚悟」ということについて少し話をさせて頂きます。

覚悟

最近、塾系のTVCMで、本気でやってますか?とよく耳にしますが、自分自身は果たして「本気」で取り組んでいるのであろうかと、疑念を頂きました。以前に、あるお金持ちの方に、壮大なプロジェクトの話を聞かせて頂き、勝つべくして勝つビジネスの話をお聞かせいただいた際に、それは、お金があるから出来るんですよ!我々には難しいですよ。とお伝えしたところ、それは、「覚悟」が足りないだけだよ!をお叱りを受けたことがあります。

『覚悟』の意味

『覚悟』とは、辞書(goo辞書 – 国語辞書)で調べてみますと『危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。』とありました。お金なんて、いくらでも集め方はあるよ!自分のお金は無いかもしれないけど、親や友人、知人と借りるだけでも、お金は集めることが出来る。ええかっこして、よう借りんだけでしょ?初めからお金を持っている人ばかりじゃないよ!投資に失敗して、友人関係等が気まずくなることを気にして、借りれないだけでしょ!それは、「覚悟」が足りないだけですよ!どんなことでも「覚悟」を決めて、本気でやらなければ、結果はついてきませんよ!お金がないから出来ないと一生言っていますよ!出来ない理由を並べるのではなく、どうすれば出来るのか考え「覚悟」を決めて、本気で取り組まなければダメです。

ピンチはチャンス

大手の銀行でも保険会社でも一般市場からお金を集めて、リスクを取りながら「覚悟」を決めて投資を行っているのです。会社の設立にしても、一個人ではお金がないので、皆でお金を出し合って作る方法もあるのです。膨大な人がはたらく職場を生み出した、株式会社のしくみを発明したのはオランダ人です。世界で初めて複数の人が出資した株式会社は、1602年徳川家康が江戸幕府を開く1年前、インドネシアにつくられたオランダの東インド会社です。当時のオランダは人口わずか2百万人で、資源もすくなかったため、貿易を起こして食べていく以外にあまり財源がなかったので、盛んに貿易が行われました。そこで、オランダの貿易をしているグループ間で猛烈な価格競争が起こった結果、へとへとになった6つのグループが合併して東インド会社となったのです。

正にピンチはチャンスですね。ヨーロッパからインドネシアへの航海には多額の費用がかかり、船が無事に戻ってくるかどうか分からなかった。当たれば大儲けできるが、船が難破すれば出資したお金はパーになる。リスクが非常に大きかったから、大勢の人がお金を出し合ってリスクを分担し、一人ではできない大きな仕事を行うしくみを考えだしたのです。

投資家(出資者)は損を出しても出資の額だけで済み、仮に首尾よく大儲けしたら分け前に与れるというしくみ、有限責任しくみが考え出されたのです。当初は、一航海が終わるたびに精算して分け前を分配していたのですが、やがて取引は継続的なものに変わり、都度の清算では都合が悪くなってきました。そこで事業を続けていくために、出資した人が自分の権利を売買できる流通のしくみとして、株式を発行して流通させる株式組織が考え出されたのです。

この結果、株式の持ち主が入れ替わっても、事業をつづけることが出来るようになったのです。正に、出来ない理由を並べるのではなく、出来る方法を考えた実例と言えるでしょう。「リスクを小さく、分け前を大きく」が株式会社のしくみを作った原点なのです。ちなみに、株式会社のしくみを原型にして、複数の株式を複数の人で分散して所有するのが投資信託です。また、複数の不動産を複数の人で分散して所有するのが不動産投資信託(REIT)です。

過去に「有口無行」的なこともあったかと思いますが、ビル・ゲイツ氏は「問題は未来だ。だから私は、過去を振り返らない」と言われる様に、何事にも、未来へ向かって、「覚悟」を決めて本気で取り組んで行きたいと思います。少し大げさですが、8月20日開催される富士山登山に、今年は私を含め私のしま全員で参加させて頂くことにしました。「覚悟」とまでは言いませんが、富士山登山という目標を設定することにより、日々の目標達成のための体力作りが出来ると感謝しています。シューワ実践二十魂の13番目に「健康・健全であれ!」とありますが、利益やその他ものも全ての源泉であり根源である「健康な肉体」を手に入れられるように精進する所存でござます。

以上

参考文献
「ドラッカーの実践経営哲学」著者:望月護/2010年7月/PHP研究所

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筆者:鯉ノ内隆弘
シューワグループ
執行役員部長