最近『経営社員』を増やさなければならないと、社内外で良く聞きますが『経営社員』とは、いったいどんな社員なのでしょうか?
統括にならって出来る社員はインターネットで調べるそうなのでまねてやってみました。

『経営社員』とは、会社のビジョンを示し、そのプラニングを記した中期経営計画書の内容について十分理解ができ、納得した上で、与えられた役割以上の業務を遂行できる社員のことを指します。真の経営社員は自分自身のライフビジョンに対するシナリオをしっかりもちながら、所属する組織のビジョンを共有しプラニングの実践に心血を注ぐことができるのです。

会社の経営ビジョン ←自分のライフビジョン
※自分のライフビジョンと会社の経営ビジョンの接点を持ちうる人。
会社の価値観 ←自分の大事な価値観
※会社の価値観と自分の大事な価値観が相反しない。
会社のコア・コンピタンス ←自分のやりたいこと
※会社が強化しようとする事業能力に自分のやりたいことがある。
会社の業務内容 ←自分の能力を発揮できる
※会社の業務内容・仕事に自分の保有能力を発揮する場がある。

上記のような関係が保てる人が『経営社員』と呼ばれる

出典:はてなキーワード

先日、カンブリア宮殿で『エー・ピーカンパニー』という飲食店を経営されている企業が紹介されていました。宮崎県の幻の地鳥で「地頭鶏(じとっこ)」を宮崎県で自ら養鶏場を営み、また問屋を介さず直接生産者から購入し、東京の自社が経営する飲食店でお客様に提供する『生産者直結の事業』を行い成功された事例を紹介されていました。SPAは、アパレル業界では常識となりつつありますが、飲食業界で未だMWRC方式が主流であり改善の余地、我々も狙える隙間(ニッチ)があると感じました。中でも、特に興味深く感じたのは、エー・ピーカンパニーさんが経営される焼鳥チェーンの『じっとこ』は、その客単価が4000円だそうですが、その内の1割である400円相当については、接客係であるスタッフ(女性スタッフが多い)に全の権限を与え、お客様に還元して良い事なっているそうです。リピーターを獲得するために値引きでは無く、無料サービス、それも接客係に全ての権限を与え行う事によって次々と新しいサービス正にイノベーションが次々と起こり、尚且つサービスのマンネリ化を防ぐ効果もあり、非常に素晴らしい運営がなされていました。

【SPA】素材調達、企画、開発、製造、物流、販売、在庫管理、店舗企画などすべての工程をひとつの流れとしてとらえ、サプライチェーン全体のムダ、ロスを極小化するビジネスモデルと定義されています。日本ではユニクロさんが有名

【MWRC】

  1. Maker 製造
  2. Wholesaler 問屋
  3. Retail Company 小売企業
  4. Consumer 消費者

【イノベーション】オーストリアの経済学者であるシュンペーターさんは、(60年程前に亡くなられていますが)イノベーションとして次の5つを提示されています。

  1. 新しい財貨の生産
  2. 新しい生産方法の導入
  3. 新しい販売先の開拓
  4. 新しい仕入先の獲得
  5. 新しい組織の実現(独占の形成やその打破)

以前、私自身よく考えていたのが、もっと自分たちに社内で権限があれば、もっと面白い事ができるし、もっと効率が良くなるのに・・・と良く考えていました。
それがある時、大きな間違いである事に気付きました。
先日開催された戦略経営研究会で、『経営組織力が発揮されない企業の共通点』について、東天満会計事務所の黒崎先生にご教授して頂きました。
経営組織力が発揮されない企業のトップは

  1. 人材がいない。数字の分かる、また、経営の分かる社員がいない。
  2. 分権のための条件整備が出来ていない。経営組織力が発揮されない企業の社員は
  3. トップが分権能力を欠く。人を信用しない。
  4. 人材がサラリーマン化し責任や権限を持ちたがらない。

リーダーシップ能力を失っていく、指示待ち人間が増え無難に過ごす社員が増えてくる等、知らない間に、組織の体たらくは進んでいく!非常に危険なことです。
シューワ実戦二十魂の九番目ある様に、『原因自分論』で考えた時、我々は会社から権限を渡してもらえる為に何を行ったのか?大手企業で権限をもっている人と自分は何が違うのか?我々は権限を渡してもらえる存在なのか?日々の業務を通じて成長できる事はたくさんあります。シューワだけで通用するのではなく、何処へ行っても称賛される人財になれる様、自らの足りない部分について日々改善の心を絶やすことなく、大手企業の社員に引けを取らない人財へとなれるように、日々の業務に励んで下さい。

有事の際のリスクを最小限に災害時の燃料確保について【BCP対策】燃料の緊急時供給契約専属貯蔵サービス・専属配送サービス

筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役