SBUという言葉をご存知でしょうか。ストラテジック・ビジネス・ユニット(戦略事業単位)の略で事業計画を行う際の組織単位のことです。このSBUは、見方や考え方により全く違うものになることがあります。

ストラテジック・ビジネス・ユニット

『事業』と『企業』の違い

ところで皆さんは『事業』と『企業』の違いはお分かりになりますか。
ある先生が言われていました。

「幕の内弁当に例えると、弁当箱が『企業』で、中の具材が『事業』と考えてください。『企業』は具材を入れる器・箱で『事業』とはその中に入るおかず。」

非常に分かりやすい説明です。

世界一の長寿企業は?

『事業』と『企業』の違いが分かったところで、世界一の長寿企業はどこの国にあると思われますか。世界で最も長寿の企業は実は我々と同じ大阪の建設会社「金剛組」さんで、なんと創業1400年にもなるそうです。世界にある創業100年以上の歴史のある企業は、ドイツで800社・オランダで200社・アメリカで14社・中国で9社、我が国日本ではそれらを押しのけて3,000社と飛びぬけている。日本の企業はすごい。栄枯盛衰世の習いといいますが、事業にもライフサイクルというものがあり、新しい事業が誕生し、成長成熟し、そして衰退し最後には滅んでしまう。世の中のニーズがそうさせるのです。

事業のライフサイクル

その中でどのように生き残っていくのか!一般に事業のライフサイクルは30年と言われています。日本航空はこのライフサイクルが今現在衰退期にあたると考えると航空会社全体はどうでしょう。LCC(ロー・コスト・キャリア)に代表されるアジアン航空や春秋航空など、これまでの無料サービスを有料に、荷物の制限、座席のサイズなど、徹底的なローコストを実現し、同じ航空業界でも成長期にあたるのはないでしょうか。購買層・販売方法・販売場所を変えたあらたな戦略により同じ業界でも大成功をするという、考え方や見方を変えるだけで、これまでのビジネスモデルがまったく新しいカタチにもなるということ。

最後に

また先日、靴屋さんに行きました。私ひとりにつきっきりで、こんなスタイルの商売はもう衰退していると思っていました。販売方法の違い、インターネット購入が広く浸透した今、逆に古びたサービス否手厚いサービスに対して、また来ようと思いました。これもまたある意味新しいビジネスモデルではないか。我々の本業である灯油も1/3に衰退した。とはいってもマーケットシェアでいえば大きく伸びている。

そう!考え次第で事業はまだまだ伸びる可能性を秘めているのだ!ということを皆に伝えたいと思いこの場を借りました。皆さんもよく考えてみてください。

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筆者:鯉ノ内隆弘
シューワグループ
執行役員部長