この間、あるテレビ番組で面白い会社が出ていましたので、朝礼の話題にしたいと思います。皆さん『未来工業』って会社知っていますか?

常に考える

僕も以前からドケチ経営で名前は知ってはいましたが、これだけ徹底しているとは知りませんでした。

【番組より】
岐阜の片田舎で劇団員たった4人で創業して45年。後発ながら大手も敵わぬトップ商品を連発、仕事のノルマもなければタイムカードも残業もなし。休日数は日本一と言われる、社員にとって理想郷の会社。ドケチ経営で注目を浴びる創業者・山田昭男氏が吠える!「会社は自分のものだ!自ら考え、自ら良くしろ!」ケチケチ会社の実態は・・・大手も勝てぬ、業界トップシェア田んぼの中にたたずむ未来工業本社を訪れると、真っ暗な玄関。職場には、こまめに消すためにつけられた紐つきの蛍光灯、ドアノブなしでも開け閉めできるようにわざわざ改造したドアと、とんでもないただのケチケチ会社に見える。

だが従業員は8時30分に出社し、16時45分には退社していく。1日の労働時間は7時間15分、法定の8時間よりも短いのだ。そしてタイムカードなし、残業なし、ノルマなし・・・なのに、休日は一般企業より20日多い年間140日。盆・暮れは2週間休みがあることもザラ、という超ユニークな会社。そんな社員の理想郷といえる未来工業は、壁に埋め込まれる電気コードの配線管やコンセントやスイッチの裏側の「スライドボックス」など、住宅関連の見えない部分を支える電気設備機器メーカーだ。しかも、スライドボックスはシェア8割と、大手でも敵わない圧倒的に強い商品を数多く揃える。社是が「常に考える」実は未来工業では、毎日1、2個は新製品が誕生しているという。そのおかげで、シェアトップのスライドボックスだけでも85種類も作っているのだ。取り付け穴が2個しかなかったものを4個に改良するなど、常に何かしらの改良で新商品が生まれ続けている。そんな社内のあちこちに掲げられているのは「常に考える」という標語ーー山田氏曰く「大手と同じものを作っていては負けてしまう、考え続けて差別化しろ!」これが全社員に徹底されているのだ。

例えば営業社員にノルマはないが、ユーザーを必死に訪ねては、製品開発の種を拾い続ける。その結果、開発部門には全国の営業から毎日10件程の要望や提案が寄せられ、新商品化にこぎつけるのだという。「コストがかかるからダメとかではなく、どうしたら売れるか、客が便利だと思うものを『考え』ればいいんです」そして「考え抜く」ための社内制度・改善提案は、全て1件500円で買い取りを行い、毎年1万件近く集まる。早い話500円で改善提案を買い取り、特許アイディアをカタチにしてしていくワケだ。考えてみれば、凄く合理性のある話ですね。僕自身、放送が進むに連れ、だんだんと山田氏に吸いこまれていくような感じがした。

さらに高収益の秘密が見えてくる。「常に考える」は、山田氏のポリシーを象徴する未来工業の社是である。「考えろ」という命令・指示ではなく、「考えよう」という提案・呼びかけでもなく
誰かに言われたからではなく、自らの意志で、自発的に考えるのだ。自立した個人が集まる組織は強いと感じた。長年の経営の中での「常に考える」を完全に浸透させている事。それは、「人のやらないこと、できないことをやる」徹底した社員の自発的な仕事ぶりなどが凄い。社員のアイデアを徹底的に採用し、そして高給で報いる。残業もタイムカードもないが、おそらく社員は将来の自分の為に24時間アイデアを練って自分の仕事の効率化を考えているのだろう。

おそらく、それを生きがいと感じているに違いない。会社が儲かって、それを単純に分けるだけと「これだけ利益が出ているから待遇も上げます!」と 非常に分かりやすい。ちなみに、売上が250億円・経常利益が17億円だそうだ。電気のスライドボックスと云う限りなく、ニッチな市場でありながら素晴らしい業績だ。

社員全員が会社を愛し誇りをもっているし「こんな働きやすい会社はない」と。会社がつぶれない為にも、精一杯考え効率よく考えている仕事ぶりは凄い。まさに、アイデアの塊のような、オンリーワン経営の全員野球である。物事の視点を変えるだけで、会社がこれほどまでに変わるものかと考えさせられる。山田氏は、生き生きと個性的な役者やスタッフを劇団のような会社を作り上げた。

まさに、理想形の会社であり、シューワにとっても学ぶべき事がたくさんある会社だと感じました。日々の「常に考える」改善の中で、少しでも『未来形』に近づけれるように、皆で力を合わせて頑張りましょう!

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筆者:矢野秀和
シューワグループ
代表取締役