昨日のランチミーティングで、取引先の11歳の娘さんが先日アメリカのパインハーストで行われたU.S. Kids Golfワールドチャンピオンシップで4位だったと話をされていました。その娘さんはアジアチャンピオンでアジアでは敵無しと言っても過言ではないほどの実績をお持ちです。この娘さんは来年からIMGアカデミー(テニスの錦織選手が行かれていた学校)に入学されるそうです。学費は年間なんと!10万ドル約1,200万だそうですが、世界アマチュアランキングで10位以上になれば学費は免除されるそうです。

本気

良く海外の方から、日本は平等だけど公平じゃない!と言われますが、アメリカは頑張ればそれ相当の見返りがある。だから皆本気になるのです!と仰っておられました。何故、娘さんは優勝できなかったのか?娘さんと真剣に話をされたそうです。技術的なことではなく精神的に攻めのゴルフが出来ていなかったのが敗因だったそうです。特にパッティングが弱気になり責めきれていなかったそうです。

パターの3つの打ち方

パターの打ち方は、大きく分けて3つ打ち方があるそうです。

  1. ジャストタッチ
  2. 強めに打つ
  3. 弱めに打つ

1.ジャストタッチは、ラインや傾斜を読み丁度カップインするくらいで打つ。2.強めに打つ時は、ショートしないようにカップを越える勢いで打つ。3.弱めに打つ時は、下り勾配がきつい場合など大きくオーバーしないように打つ。

ところでゴルフの世界4大メジャー大会を皆さんはご存知ですか?
『マスターズ』『全米オープン』『全英オープン』『全米プロゴルフ選手権』
それは、日本の試合とは比べ物にならないくらい難しいコースだそうですね?そういう大きな大会で爆発的なスコアーで勝つプレイヤーは、強めのパットの人が多いそうです。ラインを読んで、ジャストタッチで打つというのではなく、ラインを打ち消すような強いボールで攻める。失敗したどうしよう?というような弱気なゴルフではなく、攻めて攻めて攻めまくる強気のゴルフをしないと勝てないそうです。タイガー・ウッズ選手も調子の良いときは、強いボールでカップにあたり跳ねてからカップインするようなこともあるそうです。

パレートの法則

ビジネスでも守っているだけは大きな成果は上がりにくいものですよね?既存顧客を守るだけではなく、新規を取り続けないと売上維持するのも難しいと思われます。勿論、既存顧客を大事することは非常に重要です。既存顧客を大事にって時にパレートの法則を良く用いますが、皆さんはパレートの法則をご存知ですか?

パレートの法則は、イタリアの経済学者ヴィルフレート・パレート氏(Vilfredo Pareto)が1897年に提唱された法則で、

  • 上位20%の営業マンが、売上げ全体の80%をあげる。
  • 20%の売れ筋商品が、総売上の80%を稼ぎ出す。
  • 20%の上得意客が、利益の80%をもたらしている。

20:80の法則とも呼ばれています。

1:5の法則と5:25法則

さらに既存顧客の重要性を訴える法則があります。1:5の法則と5:25法則の法則です。1:5の法則とは、同じ金額を払う顧客であっても、新規顧客に販売するコストは既存顧客に対する販売の5倍、という法則です。

また5:25の法則とは顧客離れを5%改善すると、利益が最低でも25%は改善されるという法則のです。既存顧客を囲い込むことは、新規顧客を開拓するよりはるかにコストが安く、利益が上がるということですね。顧客ロイヤルティの高い企業ほど一般的に収益性が高いといわれていますが、企業が成長する上では新規顧客の獲得は極めて重要な課題です。そのため新規顧客の開拓と既存顧客の囲い込みの両方に、うまくリソースを配分しバランスを取る必要があるのです。既存顧客や既得権益を守ることも大事なことかもしれませんが、攻撃が最大の防御だと社長も良く仰っておられます。守りだけではなく攻める気持ちも忘れずに心がけて下さい。

最後に

野球のイチロー選手の練習を休まないと良くお聞きしますが、この娘さんも1年365日1日も休まず練習をされているそうです。6歳の頃から11歳の現在まで遊び盛りの子供が、友達と遊ぶ時間もなく、見たいテレビも見れない。世界を目指すには世界一の練習は当然のことと仰っておられました。継続は力なりと簡単に言いますが、何年も同じ事を続けるためにモチベーションを維持することは極めて難しい事だと思います。

今回お話をお聞きして、自分自身本気で仕事をしているのかと自分に問いかけ、改めて本気度足りないと非常に恥ずかしい気持ちになりました。江戸時代の儒学者 貝原 益軒も「煩を厭うは是れ人の大病である」とその随筆集『慎思録』に書いておられます。ついわずらわしいことを避けて楽をしようと考えがちですが、私も含め皆さんも、もう一度本気ということはどういうことかなのか?この機会にお考え頂き、失敗を恐れず勇気をもって挑戦する攻めの気持ちで「本気でやる!」と言う事を忘れずに業務に励んで頂ければと存じます。

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筆者:鯉ノ内隆弘
シューワグループ
執行役員部長